「MF会計ユーザー必見!クラウド請求書を使うべき理由」のアイキャッチ画像。会計ソフトへの自動仕訳、ワンクリックでのメール送付、インボイス制度や電子帳簿保存法などの法令対応、追加費用なしでの導入可能という4つのメリットを解説しています。

マネーフォワード クラウド会計(以下、MF会計)を導入した皆様、一緒に「マネーフォワード クラウド請求書(以下、MF請求書)」はご活用されていますでしょうか?

システムを導入する際、請求書は従来のエクセルや別の作成ソフトを使い続けてしまうケースが少なくありません。しかし、MF会計を利用しているなら、MF請求書を使わない手はありません。 本マニュアルでは、導入が決まった方向けに、初期設定から日々の運用、さらには会計ソフトへの自動連動による消込作業まで、全4回にわたって徹底解説します。第1回となる今回は、MF請求書を利用すべき最大の理由と、事前に知っておくべき料金体系についてご紹介します。

【この記事の要点まとめ】

  • MF会計ユーザーなら追加料金なしで利用でき、請求書作成と同時に売上・売掛金の仕訳が自動生成されるため、転記ミスと工数を劇的に削減できる。
  • ワンクリックでのメール送信やステータス管理に加え、電子帳簿保存法に対応したデータ保存(クラウドBox連携)も自動で完結する。
  • プランによって無料ユーザー数や「回収消込表」などの利用可能機能が異なるため、導入前に自社の契約プランと機能制限を把握することが重要。

💡 設定前の確認

本マニュアルは、MF会計の初期設定が完了している(または同時導入する)方を前提としています。まだ会計側の基本的なセットアップがお済みでない方は、先にマネーフォワード クラウド会計 導入マニュアル(全6回)から進めていただくのがおすすめです。

マネーフォワード会計の導入手順を4つのステップで繋ぎ、事前準備からデータ連携、自動仕訳による月次業務の効率化まで、全6回で迷わず進めるための全体像を解説したイメージ

MF会計に付属する「MF請求書」を活用すべき最大の理由

MF請求書を導入する最大の理由は、「機能十分な請求書を直感的に作成できる(学習コストが小さい)」ことと、「請求書の発行と同時に、会計ソフト(MF会計)に売上・売掛金の仕訳が自動で作成される」ことの2点にあります。

MF請求書は、エクセルや他のソフトからの移行であっても、直感的に操作できるように設計されています。マニュアルを隅から隅まで読み込まなくても、画面の案内に従って入力するだけで美しい請求書が完成するため、請求書ソフト単体として見ても非常に使い勝手の良い優秀なツールです。

さらに、MF請求書で請求書を作成した時点で、会計側のデータ準備(仕訳候補の作成)が連動して完了するため、転記の手間と入力ミスを劇的に削減できます。MF会計の基本プラン(有料プラン)をご契約中であれば、同じ基本料金内で「直感的な請求書作成」と「高度な会計連動」の双方を利用できるのが最大の強みです 。


導入のメリット:請求から入金確認までのシームレスな連携

MF請求書は、単に請求書の見た目を綺麗に作るだけのソフトではありません 。業務全体を効率化するための以下のメリットがあります。

ワンクリックでメール送信が完了

作成した請求書は、システム上からワンクリックで取引先にメール送付できます 。PDF化してメールに添付する手間や、印刷して封入・郵送する作業から解放されます 。

電子帳簿保存法に完全対応(クラウドBox連携)

MF請求書で送付した帳票は、証憑ストレージである「マネーフォワード クラウドBox」に自動保存されます 。これだけで、電子帳簿保存法の要件を満たした状態でのデータ保存が完了します 。

ステータス管理と入金消込の自動化

請求書ごとの「下書き」「送付済み」「入金済み」などのステータスが一目でわかります 。さらに、MF会計側の銀行口座連携データと組み合わせることで、入金時の「消込(実現)」作業も省力化することが可能です。


【重要】プランの利用人数と機能制限について

MF請求書は基本料金内で利用できますが 、ご契約中のプランによって「無料で利用できる人数」や「利用できる機能」に違いがあります。 導入前に以下の点を確認しておきましょう。

ユーザー数の制限と追加料金

プランごとに、無料で利用できるユーザー上限が定められています 。

  • 法人: 「ビジネスプラン」は3名まで基本料金内で、4名以上から追加料金がかかります 。「スモールビジネス」や「ひとり法人プラン」など、他のプランにもそれぞれ利用人数の上限が設定されています 。
  • 個人事業主: 「パーソナル」や「パーソナルプラス」プランであれば利用人数は無制限です 。ただし「パーソナルミニ」の場合は1名までの利用となり、2名以上で利用するには上位プランへの変更が必要です 。

プランごとの機能制限について

利用できる機能自体もプランによって異なります。例えば、「回収消込表」機能は、特定のプラン(法人のビジネスプランや、個人のパーソナルプラスプランなど)でのみ利用可能です。他にも「毎月自動作成」機能の利用可否や、パーソナルミニプランにおける「取引先の登録数(上限あり)」など、細かな機能制限が設けられています。
プランごとの詳細な機能比較や制限事項については、必ず[マネーフォワード クラウド請求書の公式サイト(料金・機能表)](https://biz.moneyforward.com/invoice/price/ 等)をご自身でご確認ください。

郵送代行オプションは「有料」

基本的には無料の「メール送付」を推奨しますが、紙での郵送が必要な場合、システム側で印刷から封入・発送までを代行してくれる機能があります。

  • 郵送代行料金: 1通あたり210円(税抜) 。
    ※コスト削減と業務効率化のためにも、取引先へは極力「メール送付への切り替え」をご案内することをおすすめします。

💡 よくあるご質問(FAQ)

導入にあたって、お客様からよく寄せられる疑問にお答えします。

インボイス制度(適格請求書)に対応した請求書は発行できますか?

はい、対応しています。初期設定で「適格請求書発行事業者登録番号」を入力するだけで、インボイス要件を満たした請求書を発行できます 。なお、免税事業者などインボイスの登録を行っていない事業者の方でも、そのまま問題なくご利用いただけます。

請求書だけでなく、見積書や納品書も作成できますか?

はい、見積書、納品書、領収書の作成も標準機能として備わっています 。「見積書を作成して送付し、成約したらワンクリックで納品書・請求書に変換する」といった機能があるため、同じ内容を何度も入力する手間が省けます 。

請求書をメールで送る場合、取引先もマネーフォワードを契約している必要がありますか?

いいえ、取引先側の契約は一切不要です。取引先のメールアドレス宛に「PDFダウンロード用のURL」が記載されたメールが届きます。受信者はそのURLをクリックするだけで、ブラウザ上から安全に請求書を確認・ダウンロード・印刷することができます 。

自社のAIツールなどと連携するため、公式のMCP(Model Context Protocol)サーバーは提供されていますか?

MF請求書のAPI自体は一般向けに広く公開されていますが、マネーフォワード社が直接保守・提供する「公式の請求書MCPサーバー」については、現時点でリリースされていません。ただし、MF会計のMCPはすでに提供済みのため、請求書側についても今後の展開が期待されます。


困ったときのサポート活用法

マネーフォワード クラウド会計の操作で迷った場合や、不具合が生じた場合は、以下のサポートサービスを無料でご利用いただけます。

  • サポートページ(マニュアル)
    基本的な使い方や、よくあるご質問などが機能ごとに詳しくまとめられています。各設定画面の右上にある「このページのガイド」というリンクをクリックすると、現在開いている画面に関連するサポートページを直接開くことができるので非常に便利です。
  • チャットサポート(有人対応)
    平日10:30〜17:00の間は、有人のオペレーターによるチャットサポートをご利用いただけます。クラウド会計の画面右下に表示されている「ご質問はこちら」のアイコンをクリックしてお問い合わせください。
  • 学習ポータルサイト「活用ナビ」
    事業者様向けに用意されている「マネーフォワード クラウド 活用ナビ」では、初期設定から各種機能の活用方法、他のシリーズ機能(給与や請求書など)との連携方法までを無料で学ぶことができます 。
マネーフォワード クラウド会計の各画面右上に表示される「このページのガイド」リンク
①画面右上にある「このページのガイド」リンク
マネーフォワード クラウド会計のチャットサポート窓口(「ご質問はこちら」ボタン)
②画面右下にある「ご質問はこちら」アイコン

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この記事の執筆・監修

山城 登久二 (元・大規模システム開発リーダー / マネーフォワード特化税理士)

エンジニア思考でバックオフィスを最適化。マネーフォワードクラウドの導入から自動化まで、最適な経理フローを構築します。詳しいプロフィールはこちら

※本記事内のアイキャッチおよび図解イメージは、内容の理解を補助する目的で生成AIを利用して作成しています。